Category: 同じ製薬業界からの転職

製薬の転職もいろいろ。薬剤師の転職について

製薬の業界の中で、未経験のMRからマーケティング職など他業務へ転職する人は多いです。
その中でも、薬剤師への転職をする人が最も多いです。
それはなぜでしょう?
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MRから薬剤師へ転職する人が多いのは何故?


MRは、大まかに言ってしまえば「営業」の仕事になります。
常に病院や薬局への外回りをし、体力的な負担がかかります。
また、ノルマや営業成績によって給料が異なるため収入面で不安定さがあります。
さらに、MRは転勤が多いため、女性のMRの場合は結婚や子育てにより通勤の負担がかかってしまいます。
ワークライフバランスを考えたときの転職の選択肢として「薬剤師」を選ぶ人が多いといえます。
では、逆に元々製薬メーカーの薬剤師だった人の転職はどうでしょうか。
薬剤師の転職先として選ばれているのは「調剤薬局」です。
調剤薬局は街のいたるところにあるので一度はお世話になったのではないでしょうか。
病院は方針として「院外処方」を推奨しているため、病院があれば必ず近くに調剤薬局があります。
最近は大手ドラッグストアチェーンの中にも調剤薬局が併設されているところが増えています。
中には深夜営業を始めた薬局も話題になっています。
◆薬局深夜営業についてはこちら⇒https://doctors-me.com/doctor/symptom/69/column/4052
そのため、調剤薬局の求人は右肩上がりに増えています。
薬剤師が調剤薬局に転職するのは難しいという意見もあります。
それは、調剤薬局での勤務経験がなかった場合に年収の面でかなり経験者と差が開いてしまったり、転職時の年齢が40歳以上であった場合などです。
どこの企業でも同じですが40代で未経験の業種への転職の場合は絞られてしまいます。
今まで製薬の企業で薬剤師としてバリバリ働いてきた人にとっては、思わぬ逆風かもしれません。
ですが、それを前向きにとらえて多くの患者と接したい、収入は二の次で家庭と仕事を両立させたいという思いで転職活動をすればきっと成功するでしょう。

・薬剤師に定年はあるのか

薬剤師という資格自体には定年がありません。
今までMRとして働いてきた人などが、定年退職を迎え再就職先として調剤薬局を選ぶケースがあります。
高齢化により薬剤師は常に人材不足の傾向にあり、調剤薬局でも60歳以上の求人が少なからずあります。
優秀なMRであった場合は病院とのパイプが太くコミュニケーション能力にもすぐれているため、退職後のセカンドキャリアとして歓迎している調剤薬局も多いほどです。
このように、調剤薬局は求人が多く、高望みをしなければ未経験者や定年退職者でも受け入れてくれる門戸のひろい転職先のひとつといえます。
ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

製薬の転職!同業種間の転職はうまくいく?

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全くの異業種からの転職ではなく、同じ製薬の業界の中で職種を変えて転職することは可能なのでしょうか。
例えば、MRや薬剤師は未経験者でも採用率が高い業種です。
その経験を生かしてスキルアップするために転職することはできるのでしょうか。
将来のことを考え、MRから転職を考えるこんな質問も・・・私は薬学部5年で就職活動を行っています。将来的には海外に…

・MRからマーケティング(PM)

PMとは「プロダクトマネージャー」のことを指します。
医薬品の売上を伸ばすために市場調査をし販売戦略を立てることが主な業務となります。
MRと関わりが深いため、転職としては多いケースです。
実際にMRは病院や薬局に医薬品を売るためのプレゼンをしてきたわけですから、現場で動いてきた経験が生かされるでしょう。
また、他業種のマーケティング職への転職実績も多いため成功しやすいといえます。
ですが、MRとして働いた年数が浅かったり、営業の仕事が嫌だったという理由での転職では失敗してしまいます。
クライアントの視点でものごとを見ることができる人でないと務まりません。

・MRからMSL

MSLとは「メディカル・サイエンス・リエゾン」の略です。
KOLと呼ばれる製薬業界への影響力が高い医師に対して、正確な医療や医薬品の情報を提供することが仕事内容となります。
一見MRと業務内容が似ていますが、MRは医薬品を売る「営業」の側面が強いのに対し、MSLはKOLの活動や臨床研究の支援をする方に回ります。
医師と直接やり取りをするだけでなく、海外の論文読解など高い英語力や医学と薬学に対する専門性知識を必要とします。
MRで培ったコミュニケーション能力は生かすことができますが、それだけでは転職は失敗してしまいます。
どうしてもMSLを目指したいのであれば、英語と学術的知識を身につけて採用担当者を納得させるだけのスキルアップをすることが成功への道です。

・薬剤師から調剤薬局

製薬メーカーなどの薬剤師から調剤薬局に転職するケースも多いです。
薬剤師には女性が多く、結婚や子育てを機により働きやすい場を求めて転職することが主な理由となっています。
ですが、調剤薬局は接客業の側面もあるため研究者肌でコミュニケーションが苦手な人だと失敗してしまいます。
人とふれあうのが好き、多くの患者さんに薬の情報を提供して役に立ちたいという人が成功しやすいといえるでしょう。
MRから薬剤師への転職もたいへん多いです。
研究職を最初は目指していたけれど、未経験のためやむなくMRになった場合はどうでしょうか。
薬剤師やMSLなどある程度まではキャリアを積むことはできますが、研究や開発に就くのはかなり難しいといえます。
MSLになった場合、研究部門のサポートのような仕事につくことができるケースがあるようですが、ごく稀といっても過言ではありません。